日本に住んでいれば簡単に手に入り、日常的に口にする“緑茶”。整然とした美しい茶畑の景色として初夏を彩る“チャノキ”が、緑茶の原料です。
茶葉を摘み取り酵素による発酵を加熱工程(蒸す等)で止め、乾燥を経て煎茶や抹茶などの緑茶に加工して、日本人は多様な緑茶を楽しんできました。
そんな緑茶に含まれる機能性成分量の第1位は健康機能が有名なカテキン、2位がコーヒーでおなじみのカフェイン、そして次ぐ3位が“L-テアニン”です。
L-テアニンは緑茶特有のアミノ酸で、その含有量はお茶の栽培方法や摘む時期によって変化します。一般に高級茶と言われる玉露などに多く含まれていることが知られています。